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ノックスドールプレミアム施工手順

ノックスドール防錆施工手順 
(ノックスドールプレミアム)

ドアの内側やタイヤハウス等、見えない場所まで徹底的に防錆し、塩化カルシウムを主成分とする融雪剤の脅威から愛車を守る、当店の防錆施工最上メニュー、ノックスドールプレミアムの施工手順をご紹介します。

ノックスドールプレミアムの施工手順を動画でご覧頂けます。

 

 

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ノックスドール防錆施工は必ず洗浄から始まります。

まずはクルマの下回りを、高圧洗浄機を使って水洗いしていきます。

洗浄で手を抜くと防錆塗料がキレイに乗らないので、隅々までキッチリ洗っていきます。

普段、アスファルト舗装路の上しか走っていなくても、土埃が付着してクルマの下回りはびっくりするくらい汚れています。

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下回りを洗い終わったら乾燥させます。

エアーガンで乾きにくい部位の水を飛ばし、そのあと一晩放置して乾燥させます。

フレーム同士の隙間や袋状になっている部位など、高圧でエアブローしただけでは中々乾きません。

水分が残っているとノックスドールの高い密着性能が半減し、早い段階での塗膜の剥離などにも繋がります。

 

ノックスドールは下地をしっかり乾燥させてから施工するのが基本です。

 

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しっかり乾かした後、ノックスドールを塗らない部分をマスキングしていきます。

マフラーやブレーキなど高温になる部分、高速で回転するプロペラシャフト、エンジンルーム、下回りにあるハイトセンサー(車高センサー)のロッド等の可動部分、トーイン、トーアウトを調整するタイロッドなどを丁寧にマスキングしていきます。

 

マスキング無しで施工すると、塗料が焼けて異臭を放ったり、可動部分やセンサーの不具合が出るなど、ロクな事がありません。

ここも地味ですが、手を抜けない工程です。

 

ノックスドールは厚い塗膜と極めて剥がれにくい粘性の為、塗ってはいけない場所には塗料を付けない工夫が必要です。

 

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ボディ上面もビニールマスカーで養生します。

ノックスドールを勢い良く大量に吹き付ける為、作業場にミスト(塗料の霧)が充満します。

換気しながら作業しますが、排出しきれないミストがクルマのボディに付着してしまうのを防ぐ為、しっかりガードしておきます。

ミストになっても粘着力に優れ、剥がれにくいノックスドールの性能は生きています。

ボディに付着すると、シャンプー洗車程度では簡単には落としきれないので注意が必要です。

 

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マスキングが終ったら、いよいよ本格的に施工に入ります。

まずは浸透性防錆剤、ノックスドール750を使用します。

ノックスドール750は厚塗りしていくアンダーコート剤と違い浸透性に優れている為、現在サビの発生している部分やパネルの合わせ目、中空部位に吹き付けてサビの進行、サビの発生を抑えていきます。

 

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中空部位はクルマの下回りにも数多く存在し、アンダーフレーム内部、サスペンションメンバー内部なども中空構造(筒のような構造)になっています。

中空部位には360度噴射が可能な、こちらの専用ロングノズルが大活躍してくれます。

 

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360度噴霧ノズルです。浸透性防錆剤ノックスドール700とノックスドール750を噴霧する際に使用し、中空構造になっているフレームの裏側、サイドステップの内部、ドアパネルの内側などで絶大な効果を発揮します。

 

可視化する為に2Lサイズのペットボトルを使ったデモンストレーションを短い動画にしました。

中空構造になっている部位に対して、どのように噴霧されているのかご覧下さい。

 

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専用ロングノズルを使って床下のフレーム内部、サスペンションメンバー内部などに、浸透性防錆剤ノックスドール750を噴霧していきます。

浸透性防錆剤の施工は、ノックスドール防錆施工で一番大切な工程です。

浸透性防錆剤を使ってどれくらい丁寧に施工するかで、将来的なサビの発生に対する耐性が大きく変わってきます。

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次に同じく専用ロングノズルを使って、サイドシル内部(サイドステップの内側のフレーム内部)に防錆浸透剤ノックスドール700を噴霧して防錆被膜を形成していきます。


サイドシルは室内と繋がっており、気温差から中空構造の内部で結露が発生する為、又、ボディの下部に位置して土埃や融雪剤の影響を受けやすい為、クルマのボディの中でも最も早くサビが出る部位です。

 

サイドシル下部の水抜きの穴からロングノズルを入れ、浸透性防錆剤を噴霧しながらノズルを奥から手前へと引き出していきます。

サイドシル下部のフレームの耳の部分から浸透性防錆剤ノックスドール700がにじみ出てくるまで噴霧します。

 

サイドシルやドア内部など、車内外の温度差で結露が発生しやすい部位には、水置換性の浸透性防錆剤ノックスドール700が適しています。

ノックスドール700はサビに含まれる水分と融合し、水分を押し上げ排除しながら奥深く浸透していく特性を持っています。

 

又、無溶剤の防錆剤なので、匂いも少なく、室内空間と近接した部位の施工に適しています。

 

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ここから下回りのアンダーコートを施工していきます。

防錆アンダーコート、ノックスドール1600を使用します。

ノックスドール1600は2mm以上の塗膜を形成する非乾燥型の防錆塗料で、塗りたてだと表面はペタペタしています。

数か月で表面が硬化しますが、塗膜の内部は乾燥しない為、非常に剥がれにくく、飛び石や積雪などへの耐性が非常に高い塗料です。

 

ノックスドール1600吹付けのデモンストレーションは、下の動画でご覧頂けます。

 

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ノックスドール防錆施工は2層防錆構造です。

浸透性防錆剤ノックスドール750と700で防錆被膜を形成し、その上にノックスドール1600を使った分厚い強力な防護被膜を被せ、塩化カルシウムを含んだ融雪剤からクルマの下回りをしっかりガードします。

 

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1600を塗り上げたら、ここで又一晩寝かせて塗膜の表面を落ち着かせます。

ノックスドール1600はそう簡単には乾きませんが、一晩置いて表面を少し乾燥させた後でなら通常の使用、走行等も問題ありません。

 

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翌日、いよいよ仕上げに入ります。

まずは下回りのマスキングを外して、防錆アンダーコートノックスドール900を使って細かい部分の仕上げ塗りをしていきます。

1600は非常に厚く強力な塗膜を作れますが、専用のエアーガンでは届かない陰の部分などの細かい部分に少し塗り残しが出てしまいます。

 

ノックスドール900は分厚い塗膜は作れませんが、ノズルスプレーなので専用エアーガンでは陰になって届かない部分や、エアーガンが入らない隙間などに丁寧に施工することが出来ます。

 

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次にマフラーの耐熱塗料(サーモガード)を塗っていきます。

サーモガードにはノックスドールほどの耐久性はありませんが、むき出しのマフラーをしばらくの間、融雪剤から守ってくれます。

 

サーモガードは比較的早い段階で塗料が落ちてしまいますので、車検毎の塗り直しをお勧めします。

 

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プロペラシャフトにはノックスドール900を施工します。

走行時、高速で回転するプロペラシャフトには1600の厚い塗膜は向きません。

厚い塗膜にムラがあると、回転バランスを損ないシャフトの支持部に負担が掛かってしまいます。

 

クルマをリフトに上げたままシフトをドライブに入れ、ドライブシャフトを回転させて均一な塗膜が出来るように施工していきます。

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下回りの仕上げが済んだら、ドアパネルの内側にも浸透性防錆剤ノックスドール700を注入します。

ドアパネル下部には内側に水抜きの穴が開いています。

この水抜きの穴にサビが出て、そこから外側のパネルやドア下全体にまでサビが広がったご経験がある方も多いのではないでしょうか?。

 

ここに360度噴霧のロングノズルを入れ、奥から手前に引きながら噴霧していきます。

 

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バックドアの内部も、左右のドアと同様に結露が起きやすく、同じく水抜きの穴からサビが出やすい部分になります。

バックドアにも水抜き穴から、或いは内装を一部剥がして浸透性防錆剤ノックスドール700を噴霧していきます。

 

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タイヤハウス内部にも、防錆浸透剤ノックスドール700を施工します。

特にリアクォーター(リアフェンダー)内部は丁寧な施工が必要です。

ここも中空構造で結露が起きやすく、複数枚のパネルが組み合わさって水分が抜けにくい構造の部位になります。

クルマのボディの中でもサビが出るのが早い部分で、サイドシル(サイドステップ)と同時進行するような形でフェンダーアーチ(リアフェンダーのタイヤに近い耳の部分)がサビていきます。

リアタイヤの周りがサビだらけになってしまうクルマも多く、北海道にお住いの方なら、どなたでも一度はそのような状態になってしまったクルマを見た事があると思います。

 

テールレンズを外して、ロングノズルを使ってフェンダーアーチ(タイヤに近い耳の部分)へアプローチします。

車種によっては内装の一部を剥がして室内からフェンダーアーチを狙います。

 

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ボンネットフードの裏側も中空構造になっており、こちらはエンジンルーム内の高温の影響で内部結露が発生します。

ボンネットの一番先端の部分にサビが出るのは、この中空構造内部の結露が一番大きな原因です。

丁度、ボンネットを開ける時に手に触れるところが最初にサビる部分になります。

 

ボンネットフード裏側にも、ノックスドール700を使用して防錆被膜を作るべく施工していきます。

 

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フロントフェンダーにもノックスドール700を噴霧していきます。

フロントのタイヤハウスはリアと全く異なる構造で基本的に内部結露は起きませんので、フェンダーライナー(黒い樹脂製のカバー)と金属のフェンダーの間から、フェンダーアーチ(タイヤハウスの耳の部分)に施工します。

フロントフェンダーでサビが出るのは、フロントバンパ-との継ぎ目と、サイドステップ近くの一番下の部分です。

施工時には特にこの二か所を意識して、浸透性防錆剤を噴霧していきます。

 

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最後に前後のブレーキ周りです。

ブレーキの制動部分は、制動時の摩擦で高熱になる部位ですので、ノックスドールの直接塗装は適しません。

リアブレーキドラムの裏側にはノックスドール1600を施工してあります。

制動に直接関わるドラム表面には全体的に耐熱塗料(サ―モガードブラック)を塗装していきます。

 

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フロントブレーキ周りはブレーキキャリパーを外し、ディスクローターも外してバックプレートにも耐熱塗料を塗装します。

バックプレートの裏側はノックスドールが施工されていますが、制動時に高熱を発するディスクローター直近のバックプレート表面は熱の影響を直接受ける為、耐熱塗料で施工します。

 

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ブレーキキャリパー、ディスクローターを元に戻し、マスキングを全て取り払って完成です。
 

ノックスドールプレミアムは、厚塗りで塗り残しの無い下回りの美観だけではなく、パネル内部の見えないところに浸透性防錆剤を多用することで、融雪剤の影響を最小限に食い止め、極めてサビに強い状態を作り上げます。

 

 

 

 

 

 

『大切な愛車にこれからも長く乗り続けたい。

でも、冬は融雪剤が多くてサビが心配…。』

 

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2019/03/19