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ノックスドール施工事例 札幌市T様 ランドクルーザー100
ノックスドールハード コンプリートプラスの施工事例です
平成19年 ランドクルーザー100
外観は非常に綺麗で油断していましたが、ある程度走行しているお車でしたのでそれなりのサビが出ているお車でした
WAX系の防錆剤を何度か施工されているお車でしたので、ノックスドール1600を使用するノックスドールプレミアム、リッチ、ライトの各メニューは全て施工不可になります
同じくWAX系のノックスドール300でしたら重ね塗りが可能ですので、やるとしたらノックスドールハードでの施工になります
出来るだけ長く持たせたいとのご用命で、今回はノックスドールハード コンプリートプラスの施工となりました
近年、ディーラーなどでの防錆処理ではWAX系の防錆剤を使用するケースが非常に多くなってきています
WAX系の防錆剤を一度施工しますと、その上に油性の防錆剤を塗る事はできません
仮にノックスドール1600などを重ねて塗っても、かなり早い段階で剥離してしまいます
将来的にノックスドールでの防錆をお考えで、今現在何らかの防錆処理がされているお車にお乗りのお客様はその点にご留意ください
今現在、車の下回りに何かが塗ってあるがそれが何なのかわからない、というお客様もいらっしゃると思います
ノックスドールなどの油性の防錆剤が施工できるか否かの診断だけでしたら、当店で無料で行っております
先々の防錆や買い替えなどを含めた予定を立てる為に、とりあえず診断だけをご希望の方は、どうぞお気軽にご来店下さい
施工動画はこちらです
ダイジェスト版はこちらです
施工前、施工後の画像です
before
after
ある程度サビの出ているお車でしたので、軽くサビ落としをしてからの施工になりました
サビをすべて落とす訳ではなく、電動のワイヤーブラシで簡単に剥離してくる部分を落としていきます
マフラーは出来るだけ外して施工していますが、今回原状回復に不安を覚えましたのでマスキングで対応しています
余談ですが、いつもは浸透性防錆材の施工前にマスキングの画像を撮影するのですが、今回失念しておりましたのでノックスドール700で下地防錆した後の画像になります
濡れたように光っている部分には既に防錆剤が塗布されています
コンプリートプラスの施工部位はこちらです
前後バンパー、ヘッドライトユニット、テールレンズ等を外し、隠れた部分に半透明の防錆剤で防錆処理をしています
同じく半透明のノックスドール700とノックスドール300を使って、フロントフェンダーの内部防錆も行っています
リアも同じように防錆しています
半透明のノックスドール700で防錆皮膜を作り、その上に同じく半透明のノックスドール300で防錆コーティングを掛けてあります
WAX系のノックスドール300は、油性のノックスドール1600のように分厚い塗膜は作れません
厚く塗っても垂れて落ちてしまいます
下回りのノックスドール300は極力厚めに塗りますが、塗膜の厚さよりも均一な塗膜を意識して施工していきます
WAX系のノックスドール300は施工後半年くらいは全く硬化しません
と言うより、半年くらい経つと表面に付着した砂や土埃で何となく硬化したように感じられる、というような感じになります
その為、施工後にタオルで表面を拭いたりすると、下地が見えるほど防錆剤が拭き取られてしまいます
ノックスドール300の施工後は、極力塗膜に触らないようにして下さい
ただ、雨の中の高速走行や、シャーベット状の雪道などを走行しても剥がれ落ちることは有りませんのでご安心下さい
又、これはノックスドール300に限りませんが、防錆剤を施工した後は下回りを高圧洗浄機で洗ってはいけません
将来剥離しやすくなってしまいます
下回りに付着した融雪剤などが気になる場合は、水道のホースなどで洗い流すようにして下さい
外したバンパー、ライト類を元に戻して完成です
T様、ご依頼ありがとうございました!
2019/09/08